音の葉 言の葉

愛をする人になりたいまいかとご主人様の内緒のおはなし

十六夜に祈る

名月を

観れずの今宵

雲間に十六夜

眺める我の

祈りは何処



完璧な時は

過ぎたとしても

今ここにある

少しだけ欠けた

月に祈りを捧げた

私の祈りは

何処にいくのでしょうか?

どれだけ叶うのでしょうか?



中秋の名月

皆さん観れましたか?

残念ながら

まいかの住んでる地方では

雲に隠れて

観られませんでした。


でも十六夜の月は

時々雲間から

顔を覗かせてくれました。


少しでも私の祈りが

届くと良いな




紫式部の歌

「めぐりあひて

 みしやそれとも

 わかぬまに


 くもかくれにし

 よはのつきかな」


お友達に巡りあって

その人かどうか

はっきり確かめる間も無く

真夜中の月が雲にな隠れてしまうように

その人は慌ただしく行ったしまいました。



源氏物語では

たくさん愛の形を書いた紫式部

でも百人一首に選ばれたこの歌は

お友達を想う歌でした。


でもそんな解釈お構いなく(笑)


まいか的には


逢いにきてくれて

愛されたと思ったら

あっという間に

行ってしまったあなた

まるで雲に月が

隠れるかのように



こんな解釈だったら良いのになーと

思ってます♡